竜ヶ岳


竜ヶ岳の羊の群れ?
竜ヶ岳の羊の群れ?

【日 時】2019年 6月14日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】竜ヶ岳(1099m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (11:45)石榑峠--(12:30)重ね岩--(13:30)竜ヶ岳--(15:10)石榑峠
【所要時間】3時間35分
【メンバー 】単独


ラジオ講座が終わるのが9:10。この時間から鈴鹿に出掛けるには時間が問題。久しぶりに菰野より遠くのの竜ヶ岳に出掛ける。予報ではこの日は晴れとのこと。慌ただしく準備して9時半頃家を出る。コンビニで弁当を調達。カードの残高を聞く。広域農道を走り亀山からR306に乗る。鈴鹿の稜線はモヤで薄白く霞んで夏を思わせ、暑そう。大安からR472に入る。この道を走るのは8年ぶり。宇賀渓の駐車場には十数台の車が停まっている。車が多い。新しくできたトンネルを抜け滋賀側から山道に入る。入口はキャンプ場。道路脇は既に青々として初夏の様子である。石榑峠には車が数台とオートバイが路脇に停まっている。幸いにも丁度一台分のスペースがある。三重側のゲートには鍵が掛っている。三重側はいなべ市、滋賀側は東近江市の標識がある。身支度を整える。

標識があり、ビジターセンターの案内や石榑峠~銚子が岳までの番号案内がある。左にアンテナの自動雨量観測施設がある。林に入ると涼しいが日当に出ると暑い。道はザレメ状で滑り易い。岩のガレ場を越える。開けたザレ場に出るとさらに暑さが増す。風も無く急坂が続き汗が吹き出る。抉られた旧道の脇に新しく登山道が出来ている。宇賀渓登山道位置確認noの地図入りのプレートが木に括られている。上部の見上げると稜線の下部に倒木跡のようなものが見える。抉られた箇所幾つかあり、テープが新しいルートを示している。数組の下山者と行き交う。左に捲きながら急坂を登ると➂の重ね岩に出る。岩に座って昼食を摂る。峠から南の稜線に道路があるが終端の施設はなく平地になっている。下山者が来て重ね岩に登って行く。

急坂となり笹と潅木の間を登る。木立が消え、一面笹原の野晒しとなる。陽射しが照りつけ汗が吹き出る。老夫婦と行き交い登り詰めたところが山頂の一角で傾斜が緩む。稜線に出て小ピークに立つ女に人が見える。この老夫婦と行き交う。南の崖が崩れた箇所は迂回路になっている。迂回路は崩壊を示す地割れの下まで降りている。迂回路から笹原の稜線漫歩は初めて。笹原の中に赤いタニウツギが所々に咲いている。対面に静ヶ岳を望みながら旧道に戻る。

山頂にはおさげ髪の女性が居たが私が到着する前に遠足尾根の方に下っていった。私も少し下って羊の群れを探す。覚悟していたがシロヤシオは既に終わっていた。見晴らしの良いところに座り景観を楽しむ。遠足尾根方面の南斜面が崩壊し始めているように見える。このルートから元気な若いカップルが登ってきた。「昼ごはんにしよう」と声を上げていた。また大きなザックの単独男性も登ってきた。空が曇りはじめ、冷たい風が吹き上がり出した。本日はここまでとする。靄がかかり北側は藤原岳が判別できる程度の視界になった。

中道ルートを確認して家内にメールして下山に掛かる。往路では見えなかった崩壊箇所がよく見える。尾根の端から坂になるが鹿の声が聞こえ下方に目をやると笹原に鹿が現れた。見えたのは一匹だったが数匹いる様子。時間が経過するほど視界が良くなり青空になった。重ね岩の上に登ってみる。下横にも似たような岩が見える。鈴鹿山脈南部も見えるようになる。ベニドウダンの真っ赤な花咲いている。粒状の白い花名は失念。峠に戻ると私の車のみになっていた。靴を履き替える。

道路わきの青いドラム管を写しながら下って行く。トンネル内は三重側に下っている感じ。大安からR306に乗って亀山に出る。スーパーで買い物をして広域農道で帰宅となる。


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