島津山・木津呂


木津呂
木津呂

【日 時】2019年 4月06日(土)
【天 候】
【山 名】大洞(394m)
【ルート】 (6:55)島津登山口--(8:40)島津山--(8:55)大洞--(9:50木津呂ビューポイント--
(11:30)島津登山口
【所要時間】4時間35分
【メンバー 】単独


友人から島津側から見る木津呂の風景は秀逸とは聞いていた。中学校時代、木津呂の人が2回の渡し学校まで通っていた。地図上では理解していたが実際の景色は見たことがなかった。

車中泊は久しぶりで朝方寒く感じた。エコカーでの泊りは初めて。倒した座席とリア部の高さが違っておりまだ色々試してみる必要を感じた。明るくなった6時頃起きる。朝食を取るが余り入っていかない。小川口から島津に移動する。川原に車を停めて身支度を整え出発。直後車が来て川原に車を停めていた。

集落に向かい右の曲がると絶景スポット登山口の案内がある。川沿いの植林帯の中を進む。「熊・スズメバチ・マダニ・ムカデなど色々います。注意してください」の標識。石垣と石の祠がある。植林帯の中をトラバース気味に緩やかに登っていく。尾根に出てコースは左に曲がる。右の尾根で小休憩していたら後から来た人が追い越していった。

尾根沿いの急坂になる。登り切ると左に小川口付近が見えるところがある。右に木津呂が見えるようになると一気の急坂になる。登り切るともう一段上にピークがある。ピークまで登ると傾斜が緩やかになる。ここまでの行程で標識は全くないことを認識する。ビューポイントへの降り口を模索しながら先に進む。先に行った女性と行き交う。島津山はこの先で、ビューポイントは通ってきたところと教えてもらう。先に進むと湯ノ口が見渡せるところに着く。鉄塔があり「三才の童子よく知ると雖も八十の老翁尚成し難し」の句がある。

ここから先はヤブっぽいルートになるが時間もあるので先に進む。テープを拾いながら暫く登ると緩やかなピークに達し「Ⅲ大洞394.8m」の標識と三等三角点がある。ここから先はさらに踏み跡が薄そうで今回はここまでとする。辺りは木々で囲まれ視界はない。小休憩。

島津山まで戻る。「個人の土地です 火気厳禁」の標識のみ山は持ち主の気質が寂しく感じられる。西側には幾つか下降した踏み跡がある。はっきりした踏み跡を試しに少し降りてみる。大きな岩の後ろに回り込むと白い石が置かれていた。下方は眺望の良さそうな開けた空間になっていた。ザックを岩場の下に置き下降すると先の女性がいた。伊勢から来た人で彼女もこの景色を目的に来たとのこと。スマホの写真を頼まれるが後向きの姿勢で写して欲しいとのこと。正面に見えている山は玉置山のようだ。一通り風景をカメラに収める。彼女はまだ暫くこの風景を楽しむとのこと。

元のルートに戻る。流石土曜日の人気スポット。老若男女、単独、団体など数組の人が登ってくる。団体からビューポイントの場所を尋ねられたピークから道を間違え下降するが急坂で引き返す。木津呂を見ながら下降する。小川口のビューポイントを見て道なりに下る。島津の車のところに戻る。日差しが強く暑い。集落の人が子供を川原まで連れて遊んでいる。

車に乗ると外気温が24度でクーラーが効き出した。民家の出水で洗濯。温泉に立ち寄りクマノザクラの場所を聞く。場所を示すパンフレットを貰う。満開のサクラのグランドの端に葉桜になったクマノザクラが一本あった。小川口でジェット船で乗客が下船したところを動画撮影。乗客の女性の車は東京のナンバー。選挙場でふるさと振興公社を確認。鉱山資料館でパソコンに取り込んだ鉱山の写真について年代などを聞く。鉱山については非常に詳しい職員の方に当時の様子を色々伺う。資料館を巡った後、アルバムや会社報などを捲っていると同級生が鉱山見学をした記事があった。トロッコ列車電車の雑誌などもあり興味が尽きない。中学校に立ち寄る。グランドのサクラは満開。路地売りのミカンを土産に。ドタキャンした山崎公園のサクラを見物。まだ見頃。鬼ケ城も初めて桜の季節に訪れる。城跡まで登り魔見ケ島や磯崎・大泊をサクラとともに眺める。御浜海岸の浜石。長島まで高速、長島から国道で帰宅。高速より国道の方が走行距離が延びる。家の風呂に入り寛ぐ。





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