古川山・矢ノ川(やのこ)峠


矢ノ川(やのこ)峠
矢ノ川(やのこ)峠

【日 時】2019年 4月05日(金)
【天 候】
【山 名】古川山(1030m)・矢ノ川(やのこ)峠(806m)
【ルート】 (9:30)林道終点--(11:30)矢ノ川峠--(13:15)古川山--
(14:15)矢の川峠--(16:00)林道終点
【所要時間】6時間30分
【メンバー 】単独


矢の川(やのこ)峠は紀勢線が開通するまで尾鷲と熊野を結ぶ陸路の要衝だった。高校時代、熊野から矢の川(やのこ)峠を越えて尾鷲まで歩こう試みたが飛鳥の途中で引き返した経験がある。尾鷲側からは20年程前ここまで車で登りここから高峰山に登ったことがある。この時すでに飛鳥側の道は廃道になっていた記憶がある。今回はこの飛鳥側から矢の川峠まで行って高峰山まで行こうと考えていた。

kf氏宅で朝食を頂く。近くには神社があり大きな杉の木がある。樹齢100年以上?。周りの園芸作物を紹介してもらう。ビワの葉に斑黒点が出るようになったのが心配とのこと。園芸用品などよく整理されており、熱心に取り組んでいる様子。鉱山の写真の中の飲み会で七輪を使っていることを指摘され再認識。同窓生の人が脳に異常をきたしていることを聞きまた驚く。奥さんと犬との写真を撮らせてもらい分かれる。

r42に出て矢の川トンネルを抜ける。トンネルを出て坂道を下ったところから旧道に入る。直ぐに地道になり低速度で進む。林道終点には軽トラや小型車が3台あった。辺りからチェンソーの音が聞こえる。ここに停めようと思ったが上部からもチェンソーの音が聞こえ出した。少し戻った路脇に車を停め、身支度を整え出発する。

林道終点付近は石が散乱しここから先の車の通行は確かに難しい。左側は谷を挟んで平衡に山脈が走っている。倒木が道を塞いでいる。谷に掛かったコンクリート橋がゴッソリ落ちている。植林帯が続き奥に進んだところからもチェンソーの音が聞こえる。時々視界が開け平衡に走る山脈が望まれる。左の路脇に「左大又右矢の川峠30分」の標識があり、振り返ると割れた岩壁の通路?があった。暫く進むとダイハツ MIRA Pit の壊れた車がある。フロントの窓ガラスは破られており、そこから木が生えている。暫く進むと矢の川峠に着く。尾鷲方面の視界が開け太平洋・尾鷲湾の海や眼下を走る国道が望まれる。暫し休憩する。

高峰山登山口の横には「冬の日の ぬくもりやさし 茶屋の跡」の歌碑がある。水平な巻道を進むと大きな杉の木があり歴史を感じさせる。整備された道をジグザグに登っていくとアンテナ施設のある大きな広場に出る。直射日光が当たり厚く感じる。あまり良い眺望は得られない。尾根沿いに進むと「尾鷲トレイル22/37km」の標識がある。アップダインの尾根の道になる。一つピークを越える。登り返したところが古川山。「山頂45分 登山口45分」「補点1030m 川原小屋の峰 ヨチヨチ山の会」の標識がある。この日は熊野市市役所も尋ねる予定でここまでとする。

来た道を辿る。尾鷲トレイルは高峰山を踏むルートでかなりの体力を要するように思えた。矢の川峠まで戻る。峠の周辺にはミツマタの花が咲き、ここをバスが通っていたころの人の営み、尾鷲の海が目に入った時の感動を想起させる。林道を下る。伐採直後の杉の切り株が道路わきに散在していた。林道終点には仕事は終わった様子で車はなかった。車のところに戻る。16時を過ぎていた。

道の駅に立ち寄るが土日のみ営業とのこと。駅前の熊野市役所には17時前に到着。今年は関西の熊野市人会に参加する旨をメールした担当者に初めて会う。職員の人は皆スーツ姿で山行姿の私は違和感を与えたかも。イタリア人らしい女性が音楽にあわせてパソコンに向かっていた。市役所の駐車場に車を置いて駅から木本の通りを歩いてみる。かたおか書店を覘く。店番の人が本を読みふけっている。隣の「志ら玉」は店じまいの様子。木本高校まで行って車のところに戻る。スーパーで食料を仕入れる。紀和町のやすらぎの湯に浸り小川口で車中泊。

ダイハツ MIRA Pit
ダイハツ MIRA Pit



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