大洞山・尼ヶ岳


伊賀富士から
伊賀富士から

【日 時】2018年 3月20日(水)
【天 候】晴れ
【山 名】大洞山(1013m)・尼ヶ岳(957m)
【山 域】曽爾(奈良)
【ルート】 (11:00)倉骨峠--(12:10)尼ヶ岳--(13:20)倉骨峠--
(11:10)大洞山雄岳--(14:15)大洞山雌岳--(15:55)倉骨峠
【所要時間】4時間55分
【メンバー 】単独


最近は雨と晴れが一日交代の日が続いている。この日は束の間の晴れ間。朝は寒いが昼間は暖かくなる予報。ボキャブライダーを聞いた後、飲料をザックに詰め込み出発。スーパーでオニギリ購入。シイタケ屋の看板を見て右折。通行止めの案内はない。幅広の車になったので慎重に進む。ハイランドとの分岐に入る手前に崩落個所があり道幅がせまい。所々小さな落石はあるが通行に支障はない。倉骨峠の台地の上に停める。ウィークディで人はいない。身支度を整えて出発。

伊賀富士に向かう。峠から植林帯の中を緩やかに下る。風が吹き抜け寒く感じる。左の林道を見ながらユックリ進む。急な石段を一気に下る。正面に均整の取れた伊賀富士が木の間から見える。大タワからの登りにかかるところで単独女性と行き交う。多気から登られたそうで、石畳道の通行禁止は大丈夫ですかと聞かれる。判りませんと応答。この時間で行き交うとはかなり早く出発したのか?植林帯の中の緩やかなアップダウン。東海自然道の案内が多い。木の階段の急坂になる。登り切ると東海自然道は左に曲がる。植林帯を抜け、尼が岳にはそのまま真っ直ぐに登る。暑いので上着を脱いで日陰で小休止。

巻道は良く踏まれ、完全に山道になっている。ジグを切りながら高度を稼ぐ。木に葉はなく冬枯れの様相。高見山や曽爾方面がスッキリ見える。傾斜が緩み背の高いカヤトの中を抜け山頂の広場に出る。メナード青山や青山高原の風車群が良く見える。津の市街地や伊勢湾はやや霞んでいる。北には名張市街。西は曽爾の山々の奥の高見山の三角形がハッキリ望まれ大台方面の冠雪した山々も望まれる。辺りの木は冬枯れ状態だが風もなくベンチの上でユックリ昼食タイム。

山頂を後にする。見晴らしの良いカヤトからは麓からの大洞山の全景が望まれる。風景をカメラに収め、来た道を辿る。東海自然道に戻る。大タワを通り、石段の登り返し。倉骨峠へ。

大洞に向かう。峠を車が通って行く。ハイランドの分岐には確かに石畳道の通行禁止に標識がある。少し登ると木の階段になり、傾斜が増す。「タンナサワフタギ」と書かれた木の名前の大きなプレートがある。コブシ、エゴノキと続く。ひと登りして左に曲がる。自然林の中に岩が続く。登り切ったところに四の峰のプレートが掛かっている。ベンチもある。緩く下ると右に平行して林道が走っている。大洞山まで20分の標識がある。ここから尾根道の急坂になる。林相が植林帯から自然林に変わる。プレートも多くなる。ブナ、ツノハシバミなど。一気の急坂になる。山頂の一角に出る。

午後に入ると寒さが戻る。伊賀富士をカメラに収める。雄岳に向かう。木の間から道の駅の施設が望まれる。鞍部からの登り返しは木の階段が整備されている。ヤマナシのプレート。ヤマナシの種を探すが下にはない。木に残っている実を3~4個落とす。携帯の電池が切れる。雄岳山頂の三角点辺りはきれいに刈り払われている。ベンチのから対面に倶留尊山・古光山がスッキリ見える。高見・大台・三峰・修験業・栗の木・局方面が見える。

帰路はプレートを確認しながら雄岳まで戻る。鞍部まで降り林道で下る。林道は整備され車の轍もあり驚く。今までは放置されたままだったが、やっと本来の機能を取り戻したようで嬉しく感じる。倉骨峠へ。車のところに戻る。久しぶりの5時間近くの山行になった。


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