八木~当麻寺(初瀬街道)・二上山


ニ上山を望む
ニ上山を望む

【日 時】2018年12月01日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】ニ上山(517m)
【山 域】葛城・金剛(奈良・大阪)
【コース】八木~当麻寺(初瀬街道)・二上山
【ルート】 (9:05)八木--(11:00)大和高田市--(12:50)当麻寺--(14:35)ニ上山雌岳--(15:00)ニ上山雄岳--(16:05)近鉄二上山神社駅
【所要時間】7時間00分
【メンバー 】単独


足腰痛は続いているが、今年の初瀬街道歩きの締めくくりに出掛ける。7時半過ぎの電車にのる。休日で電車は若い人が多い。名張のトイレは改修工事中で戸惑う。急行乗換は比較的スムーズ。八木駅に9時過ぎに着く。八木駅東南口の交番から南下。この日はイベントがある様子で赤い鎧兜を着込んでいる男性がいたり、テント設営中で通りは準備に忙しい。通りを抜けると十字路の向かいに横大路と太神宮の案内がある。八木西口駅手前で右折して街道に入る。今日は晴天を予想していたが靄がかかり金剛・葛城山はおぼろに見える。車幅の狭いうえに休日で車が多く、スピードを出している。橿原市のマンホールは余り特徴がない。

大神宮の高灯篭を右に見る。足腰が痛むので曽我川を渡る手前で休憩。R24を渡る。葛城川を渡り大和高田に入る。マンホールは桜の花模様が大きい。JR桜井線を通り、大神宮常夜灯を右に見て、JR和歌山線を渡る。長谷本寺前の道しるべ「すぐ大阪さかい道」「すぐはせいせ道」は竹内街道、初瀬街道を示す。道が細く街道らしい雰囲気を漂わせる。高田川を渡ると左に病院、右に大中公園がある。銀杏が夥しい葉を落としている。池の中に歌舞伎の舞台のような建物がある。西にはアンテナ塔が建っている。ベンチで一服して持って来た果物を食べる。風は少しあるが寒くない。公園を散策する人がちらほら。

国道沿いの道となる。葛城市に入り向かい風がやや強く感じる。道端のスーパーでパン購入。薬品店が二つある。競合しないのか?尺土の近くの産地市場「よってって」。コンビニでオニギリ購入。信号を左に木戸池公園に入って休憩する。公園にはバラが植えられている。赤・ピンク・黄色・白などこの季節でも楽しめるバラ園になっていた。バラと二上山を見ながら昼食タイム。

近鉄南大阪線いわき駅を右に見て鉄道を渡り横大路に入る。これで今回の初瀬街道は完了したこととなる。坂を登って右折する。当麻図書館を右に見る。当麻駅まで北に進む。駅前には饅頭屋があるが、今回はパス。当麻寺への参宮道になる。相撲館に入って見る。鉄砲柱・力士像などをカメラに収める。この辺りからニ上山の全体が眺められる。葛城市のマンホールは當麻寺と二条山とボタンの花で花は桃色に配色。中々凝ったデザイン。人通りが少ない参道を直進する。当麻寺に到着。門の左右に運慶・快慶鎮座。境内ではハッタイコや芋茎が売られていた。本堂をカメラに収める。横の門を抜ける。公園で小休憩。

ニ上山登山口の標識を辿りながらたいま温泉を左に見る。突き当って左折。山口神社分岐付近は坂道。下山者は軽快な足取り。右に曲がりると大池が現れる。鴨が集まっている。二上山は紅葉の盛期。後から来た老年男性が池の淵から二上山の方に軽快な足取りで登って行った。公園風の敷地の中の小川を横切り東屋を左に見る。風の裏側になり風は収まる。大竜寺横の駐車場は満車状態。釣堀の釣人は十数人。谷沿いの緩い坂道が伸びる。竹やぶあり。下山者が談笑しながら通過。佑泉寺の分岐は紅葉盛期。山門を潜り馬の背に向かう。谷沿いの階段道となる。ゼッケン番号を付けた天王寺学園の数十名の学生団と行き交う。夥しい銀杏の落ち葉がある。緯度と経度が書かれた地図標識があり現在地が赤点で記されている。とっくりセーターでは汗が噴き出る。水飲み場の水は枯れている。ここで休憩。

谷から離れ3~4回急坂のカーブを曲がる。暗い植林帯から明るい馬の背峠に到着。大木が黄色く紅葉している。トイレは使用できない。雌岳に向かう。山頂には三角点や日時計がある。太陽は隠れ時間は判らない。風が弱く寛いでいる夫婦。靄って視界は良くないが、奈良盆地の町に日が当たり輝いている。

紅葉盛期の雄岳に向かう。鞍部まで下る。地道の階段を雌岳を振り返りながらジグザグに登って行く。二上山駅への分岐がある。雄岳の頂点はハッキリしないが葛城二上神社がある。東下に大津皇子の墓所がある。木立で眺望はない。

下って直ぐに分岐がある。道なりに下って行くと丸太を担いだ人と交差。上にはヒノキがないので担いでいるとのこと。登山道の修理のためにボランティア活動とのこと。70代になって体力が落ちたと言っていた。分岐からは二上神社駅に下る。一気の急坂となる。植林帯に入って暫くすると傾斜が緩む。ルート上に動物除けネットがあり、通過するドアがある。住宅に出るところの左に神社がある。ここが二上神社の登山口。一服する。真直ぐに下り大和高田バイパスに出る。そのまま道成りに下ると二上神社駅に着く。時間も遅いので畝傍山は諦める。八木駅から急行五十鈴川の電車。榊原温泉口での待ちも十分程度。

足腰痛のせいか昨年の同区間の所要時間より一時間多く掛かった。この状態を解消せねば。




ホームページにもどる
inserted by FC2 system