矢頭山


矢頭山
矢頭山

【日 時】2018年11月10日(土)
【天 候】曇り
【山 名】矢頭山(731m)
【山 域】一志(三重)
【ルート】 (10:05)中宮キャンプ場--(11:45)第一展望所--
(12:35)矢頭山--(14:20)中宮キャンプ場
【所要時間】4時間15分
【メンバー 】二人


前日の雨は抜け晴天の予報。近くの矢頭山に出かける。オニギリ弁当と飲料と軽食をザックに詰めて出発。井関から波瀬に向かうが、曇天で山に雲が掛かっている。波瀬の集落を抜けると狭い林道になる。トンネル手前を左折。ここの駐車場に車が一台停まっている。キャンプ場の駐車場には車がない。降りてみてビックリ。矢頭の大杉の東屋周辺は大木が散乱している。出発準備をしていると下に停まっていた男性が通過していった。辺りを確認するが大杉の上部の枝が折れた様子。先日通過した台風の影響か。大杉は枝も非常に太くなって過去に枝を落としたところに丸いコブができている。身支度を整え出発する。

登山口に「先通り抜けできません」の看板がある。意味が判らず通過。一歩一歩ユックリとスタート。植林帯の中の木の階段を登ると平坦な道になる。滝への降り口を右に見て不動小屋を左に見る。小川を渡り返して少し登る。林道に出る。椿小屋で一服。

植林帯に入る登山道に通行止めの標識があり、厳重にロープが張られいる。上方から重機の音が聞こえる。車道を使って先に進む。工事現場に近づくと作業担当者が来て「この先通行できません」とのこと。先の男性も帰ってもらったとのこと。この山は何度か来ていることを伝えて、通行できないならすぐ引き返すことを告げ、先に進ませてもらう。すぐにいつも通行している個所が大きく崩れていることを確認。先に進むとコンクリートの砂防ダムの下にダンプ車が停まっている。車の横を通り左に回り込むと登山道に出る。「登山口から1000m、山頂まで1175m」の標識。少し登り振り返ると、先の担当者がこちらを見あげていた。「大丈夫です」と伝える。一気の急坂になる。急坂のあと傾斜が少し緩む。この状態が交互に現われる。少し汗ばむ。時々青空が出るが青山高原方面は雲が掛かっている。展望所で昼食タイムとする。

湧水場を左に見て稜線歩きとなる。補助ロープを掴みながら急坂を登る。時折射す陽射しで落葉が鮮やかになる。左に倒木を見ながら石柱のある大日拝展望所に到着。鋭鋒の御峰が指呼の間に望まれる。ルート上に松の倒木。少し下ると南側の集落が見える。不動岳を通り細い尾根を越え、風尾ヶ岳。後葉が鮮やか。v字状の鞍部を通る。ロープが張り巡らされた岩の混じる急坂になる。雨後で岩場が湿っている。慎重に通過。

山頂に出る前の松が二本途中でへし折れている。山頂の祠の両脇にあった枯れ木も倒れている。東の伊勢湾側は晴れているが西側はまだ雲が掛かっている。木の上に腰を下ろし、持ってきた食料を食べユックリ休憩タイム。一志西小学校波瀬グループの記念登山のプレートがある。皆一様に難しい名前。

仁王峠(矢頭峠)に下る。雨後で濡れた部分は滑りやすい。間伐され明るくなったルートを下る。いつものベンチで小休憩。峠に降りる。キャンプ場には誰もいない。大杉の車のところに戻る。家内の歩数計のカウントが上らず。ザックの中に入れていたとのこと。


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