修験業山・栗の木岳

石楠花
石楠花

【日 時】2018年 4月21日(土)
【天 候】晴れ
【山 名】修験業山(1094m)・栗の木岳(1066m)
【山 域】三重
【ルート】 (9:40)若宮八幡宮--(10:40)堰堤--(12:10)分岐--(12:40)修験業山--
(14:35)栗の木岳--(15:15)若宮峠--(16:55)若宮八幡宮
【所要時間】7時間15分
【メンバー 】単独


最近は暖かい良い天気が続いている。ロングコースの修験業山・栗の木岳の周遊コースに行くことにする。スーパーで弁当を購入。美杉から谷沿いの県道を進み興津に出る。左折して川沿いに走る。若宮八幡宮への門を通過して公園風のところは石楠花が満開である。駐車場に車はなく閑散としている。身支度を整え出発。

真っ直ぐ進むと社務所がある。施設脇の小道を川沿いに進む。右に山の案内図がある。右岸に渡り、平坦な広い道を進む。石碑の手前から滝の上を通る迂回ルートがある。木の橋で対岸に渡る。荒れた急坂を行くと「修験業山 高宮 左へ」と書かれた案内板がある。右岸に渡り山道に入る。山腹を捲いて、滝を左に見ながら踏み跡の薄いトラバース道となる。谷に降り、渡渉しする。右岸沿いに進んで堰堤の上で小憩。

テープに従い谷を渡り植林帯に入る。崩れた左俣を右に見ながらザラザラの石の急坂をジグザグに登る。暫く登ると植林帯の安定したルートに入り安心。一気の急坂で喘登になる。汗が吹き出る。下からの水音も消え、静寂が訪れる。上部になるほどルートは安定する。尾根に達すると辺りには石楠花が咲いている。風が吹き上げ気持ち良い。ここで一本入れる。

痩せ尾根となる。辺りは石楠花が8分咲き。急傾斜となりロープも現れるが石楠花が慰めになる。急坂をこなすと、枝尾根に出る。傾斜が少し緩むが痩せ尾根のようなところもある。再度、急傾斜となる。開けたところに出る。振り返ると学能堂山や大洞などの山々がスッキリ見え、前方左に栗の木岳も木の間から見える。稜線付近は3分咲き程度。傾斜が緩み、植林帯の中を進むと稜線に出る。

分岐を右に曲がり縄を潜る。石灰石の混じる緑に覆われた自然林の中に入る。一面バイケイソウ畑状態になる。急坂を登ると西に向いた大門がある高宮に出る。直後に到着した男女が石楠花を見て「少し早い」と呟く。一旦下り、登り返すと開けたところに出る。振り返ると栗の木岳が見える。自然林の中を暫く進む。三等三角点のある修験業山山頂に着く。

栗の木分岐まで戻る。分岐からは一気に下る。下り切ると痩せ尾根になる。南の飯南側の景観が時々開ける。登り返しとなる。振返ると修験業山が大きく見える。登り切ると傾斜が緩む。道端にカタクリが咲いている。右に曲がり緩やかに登っていく。山頂は切り開かれているが眺望は南側のみ。石楠花が多い。ここからは岩場の混じる一気の下りになる。眺望の良い岩場から局ヶ岳が望まれる。南側の下方には車道も見える。ここで休憩。

急坂を下り若宮峠に達する。比高200m以上を一気に下ったことになる。3時過ぎで時間的には予定通り。トラバース気味に戻るように進む。崩壊地に出る。標識に従い少し下ってロープを掴みながらガレを渡る。テープを追いながら進む。尾根を乗り越す。釜跡がある。日が当たる谷になり少しホッとする。谷は大きく抉られ右岸を少しトラバース。戻るように下って谷に降りる。ここからも崩れ場。トレースが消えているところもある。水場の辺りも荒れ気味。休憩。テープを確認しながら谷の左岸沿いに下り本谷と出会う。此方の谷は相変わらず荒れ気味の様相。古木が伐木され整備されたところもある。川を渡ったところが若宮駐車場。車のところに戻る。


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