藤原岳


福寿草
福寿草

【日 時】2018年 4月10日(木)
【天 候】
【山 名】藤原岳(1171m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (7:20)大貝戸駐車場--(8:25)四合目--(9:25)八合目--(10:35)藤原山荘--
(11:05)展望丘--(12:05)天狗岩--(13:25)藤原山荘--(14:00)四合目--(15:25)大貝戸駐車場
【所要時間】8時間05分
【メンバー 】二人


今年も2月下旬まで寒かったが、3月に入ると20℃以上の日が続いた。藤原の福寿草には出遅れ感があった。家内は2年ぶりの福寿草詣でとなる。休日を避け花はダメモトで出掛ける。飲物をザックに積め込み5時頃家を出る。グリーンロードを北上、亀山からR306に入る。亀山の市街地、菰野もラッシュアワーは避けるころが出来たが、所々霧が発ち込めていた。菰野を抜けるとスムーズになるが、7時近くになるとラッシュアワーになり車が多くなる。スーパーはまだ開店しておらずコンビで弁当を購入。大貝戸には7時頃に着いた。休憩所の駐車場は既に10台前後が駐車していた。皆既に出発している様子で車内で朝食を摂る。泥濘を予想してスパッツを着想する。家内は久しぶりに使用するので戸惑う。身支度を整え出発。

鳥居を潜って、植林帯の中を登って行くと堰堤が左に現れる。木陰だが風がなく汗が吹き出る。朝早いせいか家内のピッチが上がらず荷物は重いと言い出す。ペースを落とすが可成りしんどそう。二合目の石地蔵の道脇で休憩して家内の荷物を持つことにする。単独の若い男性や二人の老年男性が通過していく。急な岩場帯を抜け三合目の植林帯を抜ける。家内のペースはやや持ち直す。新緑の自然林となる。四合目は誰も居らず広場の木のベンチの上で休憩。

風が無く暑さを感じる。五合目辺りは一面、山桜の落下花。見上げると山桜が満開。カーブを曲がり植林帯に入る。老年夫婦が勢いよく追い越して行く。ショートカットで先行した老年夫婦と出会う。後方から二人の若い男性が登ってくる。八合目に到着。家内はやっとペースを回復。辺りは勢いよくバイケイソウが緑の葉をだしている。カタクリの傍で休憩。

ルートには泥濘は少なく乾きだしている。福寿草は殆ど咲いていない。初めての下山者と行き交う。九合目辺りから福寿草が所々に現れるが盛期は過ぎた様子。曇り出し雨も当たり寒くなる。本日は降水確率0%の予報だったのに。ジグザグの急坂となる。登り詰めた辺りには右奥の斜面に残雪がある。藤原山荘の下のトイレ施設を使用。トイレは普通の水洗だが紙は前のダッシュボックスに捨てるようになっている。蓋の後方が折れて立てかけれる構造。寒いのでトックリを着込む。直ぐに展望丘に向かう。足元は思ったほど泥濘はない。

展望丘からは南西に眺望が展がる。靄っているが治田峠から銚子ヶ岳へと高度を揚げ、静ヶ岳から竜ヶ岳へと延びた鈴鹿の主脈のシルエットが望まれる。竜ヶ岳と御池岳に少し残雪がある程度で春の状態。時折やや強い西風が吹き受け冷たく感じる。景観をカメラに収める。

山荘やカンフェルトを黄色い草地眺めながら下る。次々に登山者と行き交う。山荘まで戻る。天狗岩に向かう。緩やかなアップダウンの道となる。福寿草は皆無。下山者と行き交う。青地に白字の新しい標識に変わっている。白船峠への分岐手前。標識を右に見送る。冬枯れの疎林の中を進む。岩場の下に出る。天狗岩の北の御池岳が望めるところで昼食タイム。10名ほどの老年団体がやって来て賑やかになる。

天狗岩からは一気に落ちこんだ岩場。眺望は頗る良い。展望丘から西尾根のスイカイラインがビューポイント。土倉岳から御池岳への稜線も真近に望まれる。

藤原山荘に戻る。辺りは人で一杯になっていた。山荘に入ると男性が一人寛いでいた。壁に養老山脈越えに名古屋市街、白山・北ア・中ア・御岳・南ア・富士の見えるパノラマ写真が掛けてあった。9合目付近の福寿草をユックリ撮影。7・4合目で小憩。駐車場は下山してきた人が多い。靴やスパッツを洗濯する。帰途に就く。ラッシュアワーを避け亀山を17時前に抜ける。温泉に浸り体を解す。

本日は木曜日で医療関係の人が多かったように感じた。


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