矢筈岳

清冷山
清冷山

【日 時】2017年11月2日(木)
【天 候】
【山 名】矢筈岳(811m)
【山 域】和歌山
【ルート】 (8:40)鷲ノ川ノ滝公園--(9:30)登山口--(11:30)矢筈岳--(13:40)鷲ノ川ノ滝公園
【所要時間】5時間00分
【メンバー 】二人


朝起きてみると道の駅の周りは霧が立ち込めていた。山稜の上方は青空も見えているので本日も天気はよさそうだ。7時過ぎに道の駅を出てR424を走らせる。昨晩の色々な出来事が明るくなると良く見える。県道26に入るが道が狭い。ナビの地図が古く新しい道が反対側に出来ている。大きな橋が見えたので案内書を確認しナビをセットするとすでに近くにいるとの返答。小釜本橋を確認し先に行くと「鷲ノ川ノ滝」の案内を見つける。道が狭く「鷲ノ川ノ滝」の看板があるところの先の広い路肩に車を停める。身支度を整え出発する。

直ぐ先に公園がありここまで来ればと悔やむ。地図の案内板があり滝と矢筈岳へのを確認する。赤い眼鏡橋を渡る。多気の横には祠と石碑がある。「あら鷲の風雲はぶく風早み岩切る滝の音どよむなり」。橋から眺める滝は水量が多く迫力がある。東屋からの眺望はいまいち。急な石段を登り矢筈岳への道に復帰する。長雨の後で車が余り入っていない様子で道路は荒れ気味。水たまりや道を塞ぐ倒木が所々にある。傾斜は緩いがなかなか登山口に着かない。伐採跡の植林の沢山の白い添木が墓木のように見える。たんたんと進む。舗装道から地道になる。一時間ほどで左に橋が掛かる登山口に着く。矢筈岳登山口の案内がある。小休憩。

橋を渡ると、木の階段道となる。暑いので冬用の下着を脱ぐがまだ暑い。30分登ったベンチで小休憩。植林帯の一気の登りで喘登となり草が被い歩き難い。階段道が途切れる辺りからまた傾斜が増す。踏み跡とテープが道案内だが、急なカーブにはロープが張られている。岩壁を左に捲くように進むと岩の尾根に乗る。北の視界が開け、眼下に蛇行した日高川と集落が望まれる。岩のアップダウンのルートとなり神経を遣う。道は南側に付けられ、何とか山頂に達し、休憩する。

西側にもトレールがあったが此方からも登れるようだ。三角点と山頂風景をカメラに収める。山頂そのものは木立に囲まれているが周辺からは素晴らしい眺望が得られる。殊に清冷山が優美な広がりを見せつける。南側は遠く太平洋や海に出る半島等が望まれる。北東側は龍神高野山スカイライン方面の山々が見える。残念ながら昨日登った犬が丈山見えない。北西には風車群があるがどの辺りになるのか?前回の記録を見ると「矢筈岳は見て良し・登って良し・眺めて良しの素晴らしい山で清冷山と共に登れたことに感謝したい。」とあるがその言葉は変わらないと感じた。

山頂を後にする。岩場は勝手が判ったので往路ほど緊張感はない。往路で休憩したベンチ で休憩。登山口まで戻る。舗装道歩きは往路ほど時間を感じない。滝には下らず分岐まで行って車のところに戻る。

この辺りは来たことはあるが龍神温泉には入っていない。龍神温泉の日帰り湯に浸る。温泉街で土産物を購入。龍神高野山スカイラインに乗る。護摩壇山は17時過ぎに到着。既に日没を過ぎていたが没後の赤焼けがカメラに映る。高野山はバイパスが出来ていたが橋本への下りは相変わらずのクネクネ道。橋本に降りスーパーで食事。久しぶりの飯にありつく。阪奈道への入り方が判らず国道を進む。五条・大淀・吉野・宇陀・榛原経由で22時過ぎに帰宅。


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