経が峰・嘉嶺の頭・北笠岳


北笠岳から錫杖岳
北笠岳から錫杖岳

【日 時】2017年 9月14日(木)
【天 候】
【山 名】経が峰(819m)・嘉嶺の頭(788m)・北笠岳(767m)
【山 域】布引(三重)
【ルート】 (10:30)長野登山口--(12:10)経が峰--(13:15)嘉嶺の頭--
(13:40)北笠岳--(14:30)嘉嶺の頭--(17:00)長野登山口
【所要時間】6時間30分
【メンバー 】単独


週末は台風で久しぶりの連続登山。近場の経ヶ峰に出掛ける。おにぎりと飲料をザックに「詰め込み出発。国道を左折してグリーンロードを北上。晴れて山の端がクッキリ見える。R163に乗り長野の集落に入って右折。長野神社を左に見て田圃の中を登って行く。登山口には軽自動車が一台。身支度を整え出発する。

登山口の標識には「オフロードバイク侵入禁止」の印刷物が掛かっている。植林帯の中に入る。植林帯の中の中電の送電標識風の黄色い標識が案内してくれる。植林帯を抜けると風が抜け涼しく感じる。自然林の急坂になる。植林と自然林の端境に木の階段の急坂が延びている。植林帯の中の大きな木の下のベンチで小休憩。

笹が出て尾根道になる。暫く進むと尾根に乗る。小ピークから上を見ると山頂の展望台が見える。少し傾斜が緩む。穴倉からのコースと出会う。ここから比高100mの暗い植林帯の急坂になる。登り詰めたところが山頂の一角で平木からのルートと出会う。山頂の斜面はグミの木々。

晴れているが山頂は風が強い。視界は素晴らしく展望台からは青山高原・鈴鹿の山・津市街地・伊勢湾が一望となる。対岸の愛知県側や伊良子水道の島も判別できる。北西に目を転ずれば目指す嘉嶺の頭のピークが望まれる。展望台の下に子犬連れの老年男性が寛いでいる。私も風よけも兼ねて展望台の下で昼食タイム。

少し下ると植林帯に入り山小屋にでる。小屋の裏手の広場で女性二人と男性一人のグループが寛いでいる。久しぶりで安濃町の標識の方向に迷う。暫く進むと単独の男性と行き会う。どこから来たか聞かれ暫し談笑。稲子山からきたとのことで、コースの様子を聞くことができた。黄色の北笹岳の標識がある。開けたところに出る。笹子山(770M)の標識がある。平坦な植林帯の道を進む。「経が峰 嘉嶺」と書かれた標識がある。右折して、一気に下る。登り返し付近でまた白いプレートの標識があった。地面の出た滑り易い道でロープも現れる。木の階段を登り切る。少し緩むがまた喘登になる。嘉嶺の頭は石がゴロゴロした山頂。四等三角点と新しい木の山頂標識があった。青山高原のウィンドファームが経ヶ峰の稜線近くまで伸びている。先に進む。

ここからは道はやや細くなる。林相も完全に自然林に変わる。一気に下り鞍部からルートは西側を捲いている。二つ目の低いピークを越える。この辺りは細い稜線になる。最後は急坂が待っていた。

山頂はネットが倒れ北笠山(767M)の標識が立っていた。錫杖岳が眼前に聳え、背後に亀山・鈴鹿の山々が連なっていた。錫杖ダムの貯水量はまだ回復していない様子。亀山の工場の白い建物が近い。

来た道を辿る。稲子山を確認しながら、小屋まで戻る。ドアを開けて中に入る。中は掃除が行き届き綺麗な小屋になっている。地図があり周辺の色々なルートが記入されていた。外にでると、太陽パネルなどが設置され一見近代的な小屋に見えるが、赤土がむき出した陥没域が近くに迫っている。

経が峰まで戻る。山頂は相変わらず強い風が吹いていた。植林帯で小憩し車のところまで戻る。


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