修験業山・栗の木岳

局ヶ岳を望む
局ヶ岳を望む

【日 時】2017年 9月 1日(金)
【天 候】晴れ
【山 名】修験業山(1094m)・栗の木岳(1066m)
【山 域】三重
【ルート】 (10:05)若宮八幡宮--(11:05)堰堤--(12:25)分岐--(13:05)修験業山--
(14:20)栗の木岳--(14:55)若宮峠--(16:20)若宮八幡宮
【所要時間】6時間15分
【メンバー 】単独


9月に入ると涼しい空気に入れ替わった。久しぶりにロングコースの修験業山・栗の木岳の周遊コースに行くことにする。スーパーで食料を仕入れる。美杉から谷沿いの県道を進み興津に出る。左折して川沿いに走る。若宮八幡宮の駐車場に着く。車はなかったが準備していると1台やって来て境内に歩いて行った。身支度を整え出発。

真っ直ぐ進むと社務所がある。施設脇の小道を川沿いに進む。右に山の案内図がある。右岸に渡り、平坦な広い道を進む。石碑の手前から滝の上を通る迂回ルートがある。木の橋で対岸に渡る。荒れた急坂を行くと「修験業山 高宮 左へ」と書かれた案内板の横に伐採作業中の看板がある。右岸に渡り山道に入る。山腹を捲いて、滝を左に見ながら踏み跡の薄いトラバース道となる。谷に降り、渡渉しする。右岸沿いに進んで堰堤の上で小憩。

テープに従い谷を渡り植林帯に入る。崩れた左俣を右に見ながらザラザラの石の急坂をジグザグに登る。暫く登ると植林帯の安定したルートに入り安心。一気の急坂で喘登になる。汗が吹き出る。下からの水音も消え、静寂が訪れる。上部になるほどルートは安定する。尾根に達すると風が吹き上げ気持ち良い。ここで一本入れる。

急傾斜となりロープも現れる。急坂をこなすと、枝尾根に出る。傾斜が少し緩むが痩せ尾根のようなところもある。再度、急傾斜となる。開けたところに出る。振り返ると学能堂山や大洞などの山々がスッキリ見え、前方左に栗の木岳も木の間から見える。傾斜が緩み、植林帯の中を進むと稜線に出る。腹も減ったので分岐で昼食タイム。

分岐を右に曲がり縄を潜る。石灰石の混じる緑に覆われた自然林の中に入る。急坂を登ると西に向いた大門がある高宮に出る。一旦下り、登り返すと開けたところに出る。振り返ると栗の木岳が見える。自然林の中を暫く進む。三等三角点のある修験業山山頂に着く。

栗の木分岐まで戻る。分岐からは一気に下る。下り切ると痩せ尾根になる。南の飯南側の景観が時々開ける。登り返しとなる。振返ると修験業山が大きく見える。登り切ると傾斜が緩む。右に曲がり緩やかに登っていく。山頂は切り開かれているが眺望は南側のみ。暑く感じる。ここからは岩場の混じる一気の下りになる。眺望の良い岩場から局ヶ岳が望まれる。南側の下方には車道も見える。ここで休憩。

急坂を下り若宮峠に達する。比高200m以上を一気に下ったことになる。3時前で時間的には予定通り。トラバース気味に戻るように進む。崩壊地に出る。日光が遮断され暗くテープが見えにくい。標識に従い少し下ってロープを掴みながらガレを渡る。テープを追いながら進む。尾根を乗り越す。釜跡がある。日が当たる谷になり少しホッとする。谷は大きく抉られ右岸を少しトラバース。戻るように下って谷に降りる。ここからも崩れ場。トレースが消えているところもある。水場の辺りも荒れ気味。テープを確認しながら谷の左岸沿いに下り本谷と出会う。此方の谷は相変わらず荒れ目の様相。古木が伐木され整備されたところもある。川を渡ったところが若宮駐車場。車のところに戻る。住職と思しき二人が長話。


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