大洞山・尼ヶ岳


伊賀富士から
伊賀富士から

【日 時】2017年 7月 6日(木)
【天 候】晴れ
【山 名】大洞山(1013m)・尼ヶ岳(957m)
【山 域】曽爾(奈良)
【ルート】 (10:20)倉骨峠--(11:10)大洞山雄岳--(11:40)大洞山雌岳--
(13:20)倉骨峠--(14:30)尼ヶ岳--(15:30)倉骨峠
【所要時間】5時間10分
【メンバー 】単独


先日停滞前線の南を台風が通過した後の晴れ間。この日は熱くなりそうな予報。食事を済ませ飲料をザックに詰め込み出発。スーパーで昼食を購入。シイタケ屋の看板を見て右折。林道は落石や葉が散乱し台風通過後の気配がある。ハイランドとの分岐に入る。上の方になると落石は少なくなる。倉骨峠の台地の上に停める。ウィークディで人はいない。身支度を整えて出発。

大洞に向かう。ハイランドの分岐から少し登ると木の階段になり、傾斜が増す。雨後で下が泥濘状態。「タンナサワフタギ」と書かれた木の名前の大きなプレートがある。コブシ、エゴノキと続く。ひと登りして左に曲がる。自然林の中に岩が続く。登り切ったところに四の峰のプレートが掛かっている。ベンチもある。緩く下ると右に平行して林道が走っている。大洞山まで20分の標識がある。ここから尾根道の急坂になる。林相が植林帯から自然林に変わる。プレートも多くなる。ブナ、ツノハシバミなど。一気の急坂になる。山頂の一角に出る。

風が弱く熱い。草息れでムンムン。雌岳山頂の木陰に座りこむ。伊賀富士をカメラに収める。雄岳に向かう。鞍部からの登り返しは木の階段が整備されている。ヤマナシのプレート。雄岳山頂の三角点。先に進む。ベンチのから対面に倶留尊山・古光山がスッキリ見える。高見・三峰・修験業・栗の木・局方面は霞みが掛っている。木陰で昼食タイム。

帰路はプレートを確認しながら雄岳まで戻る。ヤブウツギ、コハウチワカエデ、オオモミジ、ナワシログミ、カナクギノキ、ヤマトアオダモ、カマツカ、アキグミ、アオハダ、ネジキ、ヤマグワ、モリイバラ、アサノハカエデ等々。鞍部まで降り伊賀富士に向かう。

峠から植林帯の中を緩やかに下る。プレートは消える。一昨日の雨で道は濡れている。左の林道を見ながらユックリ進む。急な石段を一気に下る。正面に均整の取れた伊賀富士が木の間から見える。大タワの東側には林業作業用の道。植林帯の中の緩やかなアップダウン。この辺り間伐されて明るくなった。東海自然道のテープが多い。木の階段の急坂になる。登り切ると東海自然道は左に曲がる。植林帯を抜け、尼が岳にはそのまま真っ直ぐに登る。日陰で小休止。

巻道は良く踏まれ、完全に山道になっている。ジグを切りながら高度を稼ぐ。開けたところは直射日光が降り注ぐ。ササが背丈程に成長し藪の様相。木陰に入るとホッとする。小さなリョウブの花が落ちている。傾斜が緩み山頂の広場に出る。霞みが掛り遠望は利かない。メナード青山は見えるが風車群や津の市街地や伊勢湾は霞んでいる。北には名張市街。西は曽爾の山々の奥の高見山の三角形は霞んでいる。マユミの木には緑の実が沢山付いている。風景や木の実をカメラに収める。

山頂を後にする。日光が強いので往路も来た道を辿る。麓からの大洞山の全景が望まれる。ウリハダカエデも沢山の実をつけている。往路では余裕が無く見過ごしていたリョウブの花が沢山付いているのが良く分かる。東海自然道に戻る。大タワを通り、石段の登り返し。倉骨峠へ。車のところに戻る。久しぶりの5時間以上の山行になった。


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