藤原岳


福寿草
福寿草

【日 時】2017年 4月13日(木)
【天 候】
【山 名】藤原岳(1171m)
【山 域】鈴鹿(三重)
【ルート】 (9:00)大貝戸駐車場--(9:55)四合目--(10:50)八合目--(11:40)藤原山荘--
(12:05)展望丘--(13:10)天狗岩--(13:40)藤原山荘--(15:00)四合目--(15:40)大貝戸駐車場
【所要時間】6時間40分
【メンバー 】単独


今年は2月下旬まで寒かったが、4月に入ると20℃以上の日が続いた。藤原の福寿草には出遅れを感じていた。術後一か月絶ち、リハビリの一環としての登山。休日を避け花はダメモトで出掛ける。食料と飲物をザックに積め込み6時半過ぎに家を出る。グリーンロードを北上、亀山からR306に入る。亀山の市街地からラッシュアワーに突入。菰野に入ると役所の通過に渋滞に嵌る。晴れて鈴鹿山脈には残雪が見える。菰野を抜けるとスムーズになる。スーパーで弁当を購入。大貝戸には9時前に着いた。休憩所の駐車場は満員。小学校前の有料駐車場の車を停める。係員不在。身支度を整え出発。

小学校前の車道に出て左に曲がる。右に曲がり休憩所へ。鳥居を潜って、植林帯の中を登って行くと堰堤が左に現れる。木陰だが気温は高く汗が吹き出る。下方から護岸工事をしている重機の音が聞こえる。大きな荷物の若者が追い越していく。二合目の道脇に石地蔵がある。単独の老女性の下山者と行き交う。急な岩場帯を抜け三合目の植林帯を抜けると新緑の自然林となる。四合目は数人の人が休んでいる。単独・数人組と登山者は多い。広場の木のベンチの上で休憩。

風が無く陽射しが強い。五合目で若い男女が休んでいる。二人の女性が大変そうに登っている。カーブを曲がり植林帯に入るとホッとする。ショートカットで先行団体を追い越す。七合目を過ぎると下山者と行き交う。皆靴は余り汚れて居ない様子。八合目に到着。暑いので木蔭で休憩。

ルートには泥濘が現れる。スパッツを忘れたことに気付く。所々に福寿草が現れる。登山者が多くなる。九合目辺りの福寿草が見頃。ジグザグの急坂となる。登り詰めた辺りには残雪があり福寿草はない。藤原山荘の下に黄色のトイレ施設。トイレは普通の水洗。紙は前のダッシュボックスに捨てるようになっている。山荘周辺は人が少し多い。直ぐに展望丘に向かう。展望丘もまだ残雪があり早春の状態。足元は思ったほど泥濘はない。鞍部から山荘やカンフェルトを眺めながらの草地の登り返しとなる。

展望丘からは南西に眺望が展がる。靄っているが治田峠から銚子ヶ岳へと高度を揚げ、静ヶ岳から竜ヶ岳へと延びた鈴鹿の主脈のシルエットが望まれる。稜線にはまだ残雪がある。御池岳は雪に覆われている。景観をカメラに収める。陽射しは強いが西から吹き上がる風は冷たい。岩場の上で昼食を摂る。

次々に登山者が登ってくる。山荘まで戻る。天狗岩に向かう。緩やかなアップダウンの道となる。まだまだ雪があり福寿草は皆無。時々と下山者と行き交う。トレースが交錯しルートを外すことも屡々。白船峠への分岐手前。標識を右に見送る。冬枯れの疎林の中を進む。岩場の下に出る。ひと登りで天狗岩に出る。

天狗岩からは一気に落ちこんだ岩場。眺望は頗る良い。展望丘から西尾根のスイカイラインがビューポイント。土倉岳から御池岳への稜線も真近に望まれる。単独男性からシャッターを頼まれる。岩場を後にして北の平地に移動。雪に覆われた御池岳はまだ冬世界。

藤原山荘に戻る。9合目付近の福寿草を撮影。7・4合目で小憩。休憩所の下の花壇のミツマタの花が満開。駐車場はまだ数台ほど残っている。着替えを済ませ帰途に就く。

ラッシュアワーを避け亀山を17時前に抜ける。6時間以上の歩行は2年ぶり。温泉に浸り体を解す。


御池岳
御池岳

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