下宮〜内宮〜朝熊ヶ岳


伊良子水道
伊良子水道

【日 時】2018年01月10日(水)
【天 候】
【山 名】朝熊ヶ岳(555m)
【山 域】伊勢(三重)
【ルート】 (9:35)伊勢市駅--(10:30)やすらぎ公園--(13:00)内宮正宮--(15:55)朝熊ヶ岳--
--(17:20)朝熊駅
【所要時間】7時間50分
【メンバー 】単独


本日は参宮道の締め括り。8時過ぎを見送り9時前の電車に乗る。伊勢市駅には9時半頃到着。寒波が続いているがこの日は久しぶりの穏やかな予報。正月明けのウィークデイだが観光客は多め。外宮に出て道路を渡る。下宮の外縁に沿って進む。県道に出て坂を登る。やすらぎ公園の事務所でしきみを買う。バス時刻表を確認して墓地に向かう。墓の周辺には草が生えていた。周囲の状態と同じ程度に草引きをしているとバスの時間が過ぎる。引いたゴミを整理して一段落。徒歩で内宮に向かう。坂を下り、牛とらで弁当購入。県道に出て左折。高速道路下を横切る。夫婦連れを追い越す。坂を登り右の歩道へ。下り坂となり左に猿田彦神社を見る。r23に出て信号を渡る。おかげ横丁に入る。おかげ横丁のベンチでテレビを見ながら弁当を食べる。前に居る犬がフランス語講座にでているreymondそっくり。

正月明けだが人が多目。赤福購入。宇治橋の入口。ロープが張られ木の隙間から橋を撮る。ここからは人が多い。正月に放映された箇所を確認しながら進む。屋敷跡の仕切り、五十鈴川、滝祭神、風日祈宮、調理場と周り正宮の階段下で正宮を撮影。石階段を登りお参り。正宮の周回ルートは正月のみとのこと。荒祭宮を回って休憩所でお茶をいただく。宇治橋には行かず手前から右の道を辿る。子安宮を右に見て坂を進むと建物がある。駐車場を横切ると見覚えのある道に出る。職員駐車場は満車状態は登山口近くは少しスペースがある。

登山道入り口には「朝熊ヶ岳 八大竜王社 6000m 55丁」「朝熊山一等三角点 宇治道4799m]と書かれた木の標識がある。よく整備された広い地道になる。踏跡の両脇には石が積まれている。植林帯を徐々に登って行く。やや道が細くなり、潅木帯に出て坂道になる。x丁と書かれた木の標識が続く。前日まで雨が降ったのか水溜まりがある。登山道維持のため手押し車で石を運んでいる老人と行き交う。スッキリと晴れ渡り風もなく汗ばむ陽気。林から抜けると視界が開け、前方のピークの後ろにアンテナが見える。道路の脇に座って買ってきた赤福を食べ暫し休憩タイム。この辺り10丁目。

暑いのでジャンパーを脱ぐ。日向に出ると暖かく汗ばむほど。道路は以前より良く整備されていた。左下にスカイラインが走るようになり走行音が聞こえる。伊勢湾の遠景が望まれる。稜線に乗ると傾斜が緩む。スカイラインから離れ、坂道となりピークを捲く。丁を示す古い石像が続く。以前石がゴロゴロと荒れ目だったルートも圧土され整備されている。平坦な道になり車道に掛かった橋を渡る。このルート唯一の展望所で伊勢市街・伊勢湾が望まれる。南側の山間から太平洋が見える。寒くなったのでジャンパーを着込む。

緩いが長い坂道が伸びる。下山の単独男性から「これからですか」と聞かれる。「朝熊に降ります」と応える。ケーブル駅跡付近は石垣があり嘗ての賑わいを感じさせる。井戸を囲う小屋を通り、アンテナ施設の横に出る。時間が遅いので天測碑・一等三角点には行かず。一軒家の犬は相変わらず吠えてくるが一匹だけしかいない。朝熊道との合流点から安土桃山城が見える。明治・大正時代ここには味噌屋があり宇治道は車が通っていたとの案内。

植林帯の近道を通る。急坂を登ると山頂のアンテナ施設横に出る。山頂は刈り払われて展望が良い。広場の奥には赤い山頂標石があり、赤い社の八大竜王社がある。丸竹のベンチに腰を降ろすが寒い。携帯の電池がないと警告。伊良子水道が狭く見える。対岸の渥美半島の西の火力発電所の煙突は勿論、知多半島、三河湾奥の火力発電設備も見える。伊勢湾・伊良子水道・鳥羽周辺の答志島・菅島・神島や往来する船が望まれる。ランニングで登ってきた男性は直ぐに引き返した。上空を旅客機が通過。寒く山頂を後にする。

朝熊峠まで戻る。こちらのルートは町石が連続して位置が把握できる。ショートカットはやめ正式ルート。ケーブル電車跡の橋の上から急傾斜の索道を眺める。単独男性が登ってきた。ユックリ下って登山口に着く。17時を告げるチャイムが聞こえる。無人の朝熊駅に向かう。自働切符。宇治山田駅で急行に乗り換え。中川での乗り継ぐ。

温泉に浸りユックリする。出発は早めの電車が良いと思った。




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