八木〜当麻寺(初瀬街道)・二上山


ニ上山から奈良盆地を望む
ニ上山から奈良盆地を望む

【日 時】2017年12月05日(火)
【天 候】晴れ
【山 名】ニ上山(517m)
【山 域】葛城・金剛(奈良・大阪)
【コース】八木〜当麻寺(初瀬街道)・二上山・畝傍山
【ルート】 (9:35)八木-(11:00)大和高田市--(12:25)当麻寺--(14:10)ニ上山雌岳--(14:40)ニ上山雄岳--(15:35)近鉄二上山神社駅
【所要時間】6時間00分
【メンバー 】単独


久しぶりの連荘歩き。今年の初瀬街道歩きの締めくくり。前日は風のない曇り空だったが、本日は晴れて風が強く寒い予報。昨日と同じ8時過ぎの電車にのる。今日もガラガラの電車。青山町で急行に乗り換える。八木駅に9時半頃に着く。八木駅東南口から南下。横大路と太神宮の案内がある。八木西口駅手前で右折して街道に入る。今日も一段と冷え込み金剛・葛城山には雪のような白いものが見える。車幅の狭いうえに車が多くはスピードを出している。

大神宮の高灯篭を右に見て曽我川を渡る。R24を渡る。葛城川を渡り大和高田に入る。JR桜井線を通り、大神宮常夜灯を右に見て、JR和歌山線を渡る。長谷本寺前の道しるべ「すぐ大阪さかい道」「すぐはせいせ道」は竹内街道、初瀬街道を示す。道が細く格子戸の中に常夜灯があったりで街道らしい雰囲気を漂わせる。高田川を渡ると左に病院、右に大中公園がある。池の中に歌舞伎の舞台のような建物がある。公園のズカケの木に沢山の実が付いている。ここのベンチで一服して空腹を満たす。風が強く寒いので人は少ない。

国道沿いの道となる。風が吹き抜け前傾姿勢を取らないと前に進めない。時折パラパラと霙のようなものが降ってくる。尺土の近くの産地市場「よってって」。コンビニで昼食を調達。店員さんとめっちゃ寒いと言葉を交わす。信号で左に木戸池公園を見る。近鉄南大阪線いわき駅を右に見て鉄道を渡り横大路に入る。これで今回の初瀬街道は完了したこととなる。

坂を登って右折する。当麻図書館を右に見る。当麻駅まで北に進む。当麻寺への参宮道になる。大相撲葛城場所の幟がある。この辺りからニ上山の全体が眺められる。人通りが少ない参道を直進する。当麻寺に到着。門の左右に運慶・快慶鎮座。本堂をカメラに収める。横の門を抜ける。公園で小休憩して昼食タイム。ニ上山登山口の標識を辿りながらたいま温泉を左に見る。突き当って左折。山口神社分岐付近は坂道。右に曲がりると大池が現れる。鴨が集まっている。二上山は紅葉の盛期。公園風の敷地の中の小川を横切り東屋でトイレ&休憩。

風の裏側になり風は収まる。大竜寺横の駐車場は満車状態。釣堀の釣人は数人。谷沿いの緩い坂道が伸びる。竹やぶあり。下山者が少なく感じる。老年女性が勢いよく追い越して行く。佑泉寺の分岐。山門を潜り馬の背に向かう。谷沿いの階段道となる。水場が一か所。夥しい銀杏落ち葉がある。緯度と経度が書かれた地図標識が現れ現在地が赤点で記されている。谷から離れ3〜4回急坂のカーブを曲がる。暗い植林帯から明るい馬の背峠に到着。木を切る風音が大きくなる。雌岳に向かう。

山頂には三角点や日時計がある。15時辺りを指していた。風が強く寛いでいる人は少ない。風は強いので視界は頗る良い。奈良盆地の町に日が当たり輝いている。大和三山はやはり香久山の判別が難しい。コンクリブロックに腰を下ろすが落ち着かず。

雄岳との鞍部まで下る。地道の階段を雌岳を振り返りながらジグザグに登って行く。二上山駅への分岐がある。雄岳の頂点はハッキリしないが葛城二上神社がある。東下に大津皇子の墓所がある。木立で眺望はない。

下って直ぐに分岐がある。道なりに下って行くと大和高田周辺に多くのため池が見られる。本日は二上神社駅に下る。一気の急坂となる。植林帯に入って暫くすると傾斜が緩む。動物除けネットがありその通過ドアがある。住宅に出るところの左に神社がある。ここが二上神社の登山口。真直ぐに下り大和高田バイパスに出る。そのまま道成りに下ると二上神社駅に着く。時間も遅いので畝傍山は諦める。八木駅から昨日より早めの電車に乗ったが、待ち時間が長く、結局先日と同じ電車での帰省となる。

八木駅で近鉄wifi可。




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