熊野市〜道の駅板屋九朗兵衛の里


横垣峠
横垣峠

【日 時】2018年5月11日(金)
【天 候】晴れ
【コース】熊野市〜道の駅板屋九朗兵衛の里
【ルート】 (7:15)熊野市駅--(9:40)神木--(11:10)横垣峠--(13:50)風伝峠--(14:55)通り峠入り口--(16:00)道の駅板屋九朗兵衛の里市
【所要時間】8時間45分
【メンバー 】単独


窮屈な車中泊に比較してin氏の実家では手足を伸ばすことができ良く睡眠できた。朝食を戴いて6半頃出発して私の車を道の駅にデポ。in氏の車で熊野市駅まで送ってもらう。7時15分。時刻表を見ると7時台に発着はなく駅は閑散としている。井戸川に掛かる亀齢橋を渡り閑散とした市街地を抜ける。国道を横切り獅子巌をカメラに収める。堤防を南下し花の窟神社。神社の境内では早朝で老夫婦が散策中。窟の上部には四手の付いた注連縄が二本見える。

国道を右折し道なりに左に曲がると有馬の街路になる。小中学校の生徒の登校時間で見守りの揃いのジャンパーの老人が数人道路に出ている。通学時間前だが自転車に乗った高校生と行き交う。立石の石標は読めないが、説明板には右ほんぐう、左じゅんれい道と記されている。自動車の通行も多くなる。狭い道を進み国道311に出る。鉄道を越え山側に向かう。ここからは太陽を遮るものがなく暑そう。左にカーブして緩く長い坂道になる。路脇に6月2日のツールド熊野の看板がある。車が快走する国道沿いに所々にある木陰を見つけながら長いアップダウンを進む。周辺はミカン畑だが、適当な休憩場所もなく、目ぼしい見どころもない。9時20分頃に大丹倉の分岐。さらにアップダウンして川を渡り右に公民館を見る。大きく左にカーブする所に神木のなかよしステーションがあった。中に入り椅子に座って一服する。一期一会の看板がある。

横垣峠の案内標識に従い山に向かう。少し進むと舗装道から別れる。横垣峠まで徒歩40分の標識。薄暗い林を抜けると明るいミカン畑の中に出る。太陽が照り付ける中、坂道を登る。運搬用のモノレールが横を通っている。植林帯に入り右に側面の青い小屋を右に見る。舗装道と合流する。ベンチや案内板がある。道路に平行する山道を緩やかに登っていく。横垣峠xx/21の木製距離標識が現れる。傾斜が緩み暫く進むと水音が聞こえる。水壺地蔵の横を水量のある小川が流れている。先に進むと通行禁止の看板がある。並行して下に舗装道が見えるが降りる気にならず。引き返すことを覚悟してそのまま進むと崩壊地があった。ここは木の手摺のついた道が崩壊地のなかに設置されていた。少し進むと次の崩壊地。ここでは高巻きのルートが設定されていた。古道に復帰して少し戻ると僅かな区間だが崩壊地はコンクリートで固められていた。平坦な道を暫く進むと横垣峠に出る。大きな石標がある。西ノ峯への登山標識もある。北東側が開け太平洋を望みながら休憩する。

ここから先も通行止の看板。窯跡を右にみて、横垣峠迂回林道に降りる。暫く進むと南斜面の崩壊地に出る。重機がありまだ復旧途上の様子。少し行くと下りになり東屋の標識があったがルートは崩壊地に出ていた。引き返し迂回林道に出る。崩壊地は赤いコンクリで固められ石の砂防ダムが建設されていた。舗装道を下っていくと右側に見覚えのある折山神社に着く。西ノ峯の時この付近で車中泊した。周辺には坂本集落や横垣峠の案内がある。傍らのベンチに座って昼食タイム。

水田に水が張られた田園の中を下っていく。点在する坂本集落を下っていくと国道に出る。少しさぎりの里の方に進んで道路を渡る。風伝峠入り口1.4kの標識がある。道なりに舗装道を下っていく。上野の大杉と風伝峠1.0kの標識がある。地図からするとここは南下すべきところだが、疲れもあり横断することにする。少し下り西に進むと南北に車道が走っている。もう一つ西の車道に東屋がある。北側にそこに通じる道がありそう。通りかかった電気自動車の老人に古道への道を確認する。東屋から南に下ると道路脇に青い熊野古道風伝峠の標識や風伝峠入り口の木の標識がある。田園の中を行くと風伝峠1100mの案内。狭い農道に軽トラックが停めている。作業中の模様。田園が途切れる辺りから植林帯の中に入る。風伝峠1kの標識辺りから石畳の道になる。右側の石垣の上に小屋がある。一階部分も何かに利用されていた様子。暫く進むとヒョッコリ舗装道に出る。風伝峠150mの標識から山道を登ると峠に到着。車もあり奥に人が住んでいるようだが風伝茶屋は閉まっていた。弱い風が吹き抜け涼しい。峠の最高点を越え国道の降り口で一服。

国道311号方面(コース全長445m)の標識に従い植林帯の中を降りて行く。下から風伝トンネルを抜けた車の音が聞こえてくる。開けたところに出ると丸山方面の車道が見える。国道に出て矢ノ川方面に進む。道路脇が広目になった紀和町の案内のあるところで木本高校からのバスが寄ってきた。少し下ると右通り峠の石標がある。国道と別れ暫く進むと民家が現れる。通り峠登り口が見える。板屋まで行くにはまだ体力が必要と感じ疲れもあり本日はここまでとする。地図を見ると矢ノ川の国道に抜けるルートがある。国道に出ると通り峠登り口900mの標識がある。矢ノ川の小学校跡・天理教前を通過し川沿いに進む。車から降り3人が道路の凹みを修理している。小栗須の手前からの古道標識を確認。トンネルを抜け道の駅に到着。

本日はよく歩いたので早速湯ノ口温泉に向かう。温泉にゆっくりと浸る。疲れていたので熟睡できた。




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